白樺文学館多喜二ライブラリーが主催で、2003年11月30日朝日新聞社・朝日多目的ホールで開催の「小林多喜二生誕100年・没後70周年記念シンポジウム」の全報告を収めた『小林多喜二生誕100年・没後70周年記念シンポジウム記録集』が2月20日、全国で発売される。
ごあいさつ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p2
佐野 力・白樺文学館多喜二ライブラリー館長/秋山義昭・小樽商科大学学長/佐々木憲昭・衆議院議員(日本共産党)
詩朗読=今村文美(劇団前進座)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p4
土井大助詩「麻布の坂道―小林多喜二生誕100年(10月13日)によせて―」
資料1・小林多喜二「大熊信行宛書簡」2通・・・・・・・・・・・・・・p6
・初公開の小林多喜二の「大熊信行宛て書簡」について
講演録「小林多喜二と志賀直哉」・・・・・・・・・・・・・・・・・p9
・紅野敏郎(早稲田大学名誉教授・日本近代文学館常務理事・山梨県立文学館館長)
「志賀直哉と小林多喜二の接点−直哉の多喜二宛書簡などを中心に」
・浜林正夫(一橋大学名誉教授)「多喜二の作品から読み解く戦前の日本社会」
・松澤信祐(文教大学教授・河北大学名誉教授)「多喜二と近代作家との接点−芥川、志賀を視野において-」
・伊豆利彦(横浜市立大学名誉教授)「戦後の直哉の心に生きつづける多喜二の像−『灰色の月』前後−」
・パネルディスカッション(紅野敏郎、浜林正夫、松澤信祐、伊豆利彦)
ビデオ「多喜二の文学は語りつくされたか?!」シンポジウム・アルバム・・・p41
シンポジウム アルバム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p46
資料2・『中央公論』(1924年1月号)掲載 志賀直哉「雨蛙」への多喜二書き込みなど・・・・・・・p45
・志賀直哉「雨蛙」への多喜二自筆書き込みなどについて
講演「多喜二と麻布十番を結ぶもの」・・・・・・・・・・・・・・・・・・p49
・亀井秀雄(北海道大学名誉教授、市立小樽文学館館長)「大熊信行がとらえた多喜二と伊藤整」
・宮本阿伎(文芸評論家)「多喜二の描いた新しい女性像―リアリズムの深化にそくして」
翻刻=小林多喜二「大熊信行宛書簡」2通 ・・・・・・・・・・・・・・・p71
国境を超えた参加者による多喜二シンポジウム批評(原稿到着順)・・・・・・p73
▽朴眞秀(※園大学校日語日文学科助教授)「韓国での小林多喜二研究の現状と、私の多喜二研究の〈視点〉」
▽李修京(山口県立大学助教授)「反戦クラルテ運動と日本の文学者」
▽呂元明(吉林省中日韓文化交流研究所長)「〈満州〉における小林多喜二」
張朝柯(遼寧大学教授)「多喜二文学研究史についての新資料」
劉春英(東北師範大学副教授)「中国左翼作家による小林多喜二に対する評論」、張如意(河北大学外国語学院副院長)「時代と国境を超える小林多喜二」
▽ミカ・エンドウ=Mika Endo(シカゴ大学院生)「シカゴ大学の多喜二、プロレタリ文学研究の現状について」
▽ジャスティン・ジェスティー=Justin Jesty(シカゴ大学大学院生)「〈芸術と政治〉という多喜二の問題意識」
▽ジョージ・シポス=George Sipos(シカゴ大学、東洋言語・文化学科大学院生)「国際プロレタリア比較文学センターとして多喜二ライブラリーの発展を期待する」
▽ヘザー・ボウェン・ストライク=Heather Bowen-Struyk(シカゴ大学、ポスト・ドック)「日本プロレタリア文学を考え直す」
国内研究者・シンポジウム批評
・当日参加者一口発言など
・当日アンケート集計結果
白樺文学館多喜二ライブラリー・特選図書紹介/ 第2回シンポジウム・告知